虹の里から

地域の人たちと、「まちづくり」について意見を述べ合う、交流ブログです!

2021-01-01から1年間の記事一覧

西村仁さん追悼文集  2

ひとっちゃんへ 宇都宮道有 「おーい どがいぞ」 水道検針用の道具を下げて、あのニコニコ笑顔でひょこっと現れそうな気がしてならない。 ひとっちゃんとのまともな付き合いは、青年団からだった。よく深夜まであれやこれや話をしたが、例のちょっと唇を尖ら…

「人生の楽園」を夢見つづけて― 西村仁さんのこと。

1。 わたしが西村仁さんの顔をはじめて見たのは、仁さんが二年間の「派米研修」を終えて俵津へ帰った頃、同級生の坂本甚松さんが音頭を取って開いた「西村仁・派米研修報告会」の席だった。 そこには、変わった“顔”があった。変わった、と言ってもへんな意…

西村仁さん追悼文集  1

西村仁さん追悼文寄稿。 三好幹二 (前西予市長) 何か行動を起こすと、新たな出会いや縁が出来るものです。 私と仁さんとはそのようなものでした。 5町合併で西予市が誕生すると同時に市長選挙があり、私もその出馬決意せざるを得なくなりました。行政で私…

西村仁さんに贈る追悼のことばを!

みなさまに!おねがい! わたしのブログに、ひとっちゃん(西村仁さん)の追悼文をお寄せください! 西村仁さんが、12月17日午後7時18分、亡くなりました・・・。享年75歳。突然の、あまりに早い旅立ちに愕然・呆然・・としております。残念です。無念です…

無茶々園に、三つの提案。

それぞれのフィールドを耕して、百姓を目指そう。 農業をする人は溝堀り、大工、森づくり、漁師、何でもするから百姓。どんな仕事でも根も枝も広げれば百姓になれる。 (加藤登紀子の「ひらり一言」。朝日新聞2021・12・5) ◆ この歳になって、あらためてこ…

なんかシャン・かんかシャン

「なんかシャン・かんかシャン」というのは狩江弁です。俵津弁だと「なんか・かんか」「なんや・かんや」「あれや・これや」というところになるんでしょうか。これに関しては狩江弁のほうが面白いのでタイトルこれにしました。でも不思議ですね、山一つ越え…

「天声人語」に物申す!

ミカンの収穫に忙しくしています。我が家では早生温州が終わり、中生(なかて)の南柑20号に取り掛かっているところです。毎年生産にかかわるなんらかの事象が発生しますが、今年はカメムシの異常大発生が特筆されるでしょう。夏場から宇和の稲に大発生した…

「総選挙」の結果から・・・

第49回だそうな「総選挙」が終わりました。 わたしが望んだ「政権交代」も「与野党伯仲」も、起こりませんでした。切なく願った「投票率」アップも、起きませんでした。いつも選挙に行く人が、いつものように今回も選挙に行って、いつも入れる候補者と政党…

村上さん!やはり、「下野」しかないのではありませんか?!

村上誠一郎さんのことが、気になっておりました。 言わずと知れた愛媛2区選出の自民党衆議院議員で、党の重鎮です。ではあるのですが、わたしは村上さんのことをあまり知りません。でも、時々テレビのニュース番組でチラッと出ては、骨のある・信念のある発…

わたしは「政権交代」を望みます!―総選挙に思う。(シン・二ホンへ!⑦)

家も親もからだも顔も才能も何一つ選ぶことができない私たち。「選べなかった自分」の大変さを背負って生きている。 田中美津 「なんで私の頭の上にだけ石が落ちて来たの?」という思い。誰もが自分では選べ ないことで苦しむという不条理。が、なぜ私だけが…

「西予・世界農業高校」を夢見る!

西予市の広報誌・『広報せいよ』の10月号に、「特集 私が行きたい場所」というページがあって、西予市内にある「高校」が問題として取り上げられています。 「西予市の誕生から17年。合併時から人口減少が続いています。14歳以下の若年層の人口も合併当…

農業の時代が、来るかもしれない。(シン・二ホンへ!⑥)

♪ 赤い花なら 曼珠沙華 オランダ屋敷に 雨が降る 濡れて泣いてる ジャガタラお春~ 子供のころ、ラジオから流れていて覚えたこんな歌が口をついて出ます。曼珠沙華・彼岸花が咲き誇っています。川の土手・農道の両脇・みかん畑の中、今年ほどの広がりと量は…

地方は、そろそろ「自民党」から“離脱”する秋(とき)ではないだろうか?!(シン・二ホンへ!⑤)ーつづき

さあ、話を続けましょう。ネットを見ていたら、こんなツイートを見つけました。 「日本と時を同じくして、ドイツの首相も交代する。ヨーロッパ最大の国を16年間に渡って率いた女性物理学者・メルケル首相。華美な生活を嫌って、国のトップとしては質素な生活…

地方は、そろそろ「自民党」から“離脱”する秋(とき)ではないだろうか?!(シン・二ホンへ!⑤)

私は本書を書き始める際、冒頭、 「まことに小さな国が、滅びの時をむかえようとしている」 としようかと考えていた。しかし、気を取り直して、それを「衰退期」と書き換えた。 希望を持ちたいと思った。いや、六尺の病床から死の間際まで俳句、短歌の革新に…

自民党の選挙戦略に思う。(シン・二ホンへ!➃)

さて、私たちはおそらく、いま、先を急ぐのではなく、ここに踏みとどまって、三つの種類の寂しさを、がっきと受け止め、受け入れなければならないのだと私は思っています。 一つは、日本は、もはや工業立国ではないということ。 もう一つは、もはや、この国…

「戦後」はどうしたら終わるのだろうか?―八月十五日に思う。(シン・二ホンへ!③)

まず!〈朗報〉からです!西田孝志くんが「ブログ」を開設しました!その名もズバリ、「私の映画案内」。「俵津ホームページ」から、わたしのブログ「虹の里から」へと書き継いでくれたあの大好評エッセイが、自身の手で再開、書き続けられます!なんだかワ…

悩み方を変えたらどうだろうか?!—シン・二ホンへ!②

tosakkoさんから、わたしの「公民館に集まろう」に対して、次のようなメールをいただきました。 「公民館変わり始めましたか。 気軽に立ち寄れる空間。コーヒーメーカーに近所のおばさんたちの手作りのオヤツでも常時あれば気軽に女子会、男子会ができる? …

希望のワクチン―シン・二ホンへ!①

率直に言って、日本は急激に国力が衰えています。国力というのは、経済力とか軍事力とかいう外形的なものではありません。国の力をほんとうにかたちづくるのは「ヴィジョン」です。「ヴィジョン」とは、自分たちの国はこれからどういうものであるべきかにつ…

紙芝居・「長崎東海ものがたり」が作られます!

ある日のことでした。 長崎東海研究会(山下重政会長、会員6人、会員募集中)のお世話をして頂いている西予市役所の浅井裕史さん(スポーツ・文化課)から、会員に次の様なメールが届けられました。 各位 お世話になっております。 皆様にお願いがございま…

公民館に集まろう!—わたしの公民館使用法・案(その2)

このところ、このブログは俵津老人クラブの広報紙的になっておりますが、7月2日にも活動がありました。大山神社と天満神社の清掃作業です。毎月1日に行っているのですが、その日が雨だったので順延されてのことです。わたしは大山神社班。行ってみると、…

公民館に集まろう!—わたしの公民館使用法・案(その1)

6月22日、またもや老人クラブの活動がありました。公民館の庭と周辺の清掃作業です。草刈り・庭木の剪定・ごみの撤去などを行いました。和気あいあい、楽しい午前中のひと時でした。コロナ禍で集まる機会がめっきり減ったせいでしょうか、こうして集まっ…

「あじさいロード」を・・。老人会青年団はじまる。

夢に燃え現(うつつ)に燃えて夏椿(後藤比奈夫) 茶寿の花見たしと思ひ百三つ(同) 白寿まで来て未だ鳴く亀に会はず(同) 還暦のわれ最年少草むしる(漆川 夕) 紫陽花に染まつてしまふ立ち話(北村純一) —今日の「朝日俳壇」から ◆ 6月10日午前10…

湾岸道路を軽トラで走りながら思うこと

湾岸道路を走るのは気持ちがいい。わたしは大浦のみかん山へ行くとき、今は葉桜となった宮崎川土手の桜道をまっすぐに下って共選場の所から、この道に出る。展望が一気に広がる。この快適な道路を行き来しながら思ったことを、記したい。 1♥ 俵津湾に「鯉の…

君はUFOを見たか?―俵津不思議会議を!

「UFOはほんとうにいるのでしょうか?」 こんな質問に、「います。僕、見たから。」と単刀直入にあっけらかんと明快に答えるのは、われらが内田樹さんです!(内田さんは、1950年生まれ。合気道道場「凱風舘」主宰の武道家、神戸女学院大学名誉教授、フ…

「馬頭観音」に、行ってきました!

村の暮らしには安心感がある。いや、そんなはずはない。村では過疎化も高齢化もすすんでいる。グローバル化していく市場経済は村の経済活動をこわしつづける。そう考えていくと、今日の村ほど不安な社会はないはずなのに、村に暮らしていると不思議な安心感…

生れてはじめて「日本国憲法」の全文を読みました。

この歳になって、初めて日本国憲法の全文を読みました(何ということでしょう)。天気がよくて、風が薫って、ヒマだし、今日は憲法記念日でもあるし、・・ということで手に取る気になったのです。 2001年版の『現代用語の基礎知識』(自由国民社)の“付…

日本ランキング

男女平等 日本120位 G7で最下位 「政治」「経済」低迷 古新聞をゴミに出そうと整理していたら、こんな見出しが目に飛び込んできました。朝日新聞4月1日一面の見出しです。世界経済フォーラム(WEF)が、3月31日発表した「男女格差報告書」の結果です…

“新田の花見”を、つくろう!

「桜がキレイですねえ!この花の下で、新田の花見をやりたいですね!」 宮崎川土手の桜が満開の頃、橋の真ん中に立って、隣の茂喜くんが感嘆の声を上げて言いました。 「いいね!やりたいねえ!」 茂喜くんの構想は、川底に足場を組んで、その上にコンパネを…

野福峠に桜を植えた人達はどんな思いで植えたのだろう?

さあ、春だ、うたったり走ったり、とびあがったりするがいい。風野又三郎だって、もうガラスのマントをひらひらさせ大よろこびで髪をぱちゃぱちゃやりながら野はらを飛んであるきながら春が来た、春が来たをうたってゐるよ。ほんたうにもう、走ったりうたっ…

「コロナ」に思う・・

至る所、俵津のさくらが満開です。今日は「春の嵐」とか。雨が降っています。美しい花が散らなければいいのですが・・。 みかんの苗木植え・草刈り・剪定などで忙しくしています。老骨に鞭は打たないことにしておりますが、“なり疲れ”で退色し弱っているみか…