虹の里から

地域の人たちと、「まちづくり」について意見を述べ合う、交流ブログです!

公民館に集まろう!—わたしの公民館使用法・案(その2)

 このところ、このブログは俵津老人クラブの広報紙的になっておりますが、7月2日にも活動がありました。大山神社天満神社の清掃作業です。毎月1日に行っているのですが、その日が雨だったので順延されてのことです。わたしは大山神社班。行ってみると、1カ月前の作業から境内の草も伸びておらず、落ち葉もそれほどないので、しかも一緒に作業してくれる神社総代の面々(高岡春司くんや宇都宮幸博くんたち)が、「ぼくたちがやっておくから、老人会の人たちはいいですよ」と言ってくれたのでやれやれ。配られたペットボトルのお茶を飲んでから散会しました。30分ほどのティーパーティー(!)の話題は、コロナワクチン接種と後期高齢者の車の免許更新時の認知症検査対策・・・でした!

 さあ、前回の話を続けましょう。公民館(=老人福祉センターとそのエリア)をどう使ったら人が集まるようになるのか。公民館を俵津住民の楽園にするにはどうしたらよいのか、その話です。

《1階》

 正面玄関から入って行きましょう!いい匂いがしてきます。

・入って右側の部屋、保育所寄りの昔の公民館事務所だったところ。ここを茶店にしましょう(軽食も出しましょう)。コミュニティカフェです。委託業者を募集しましょう。俵津移住者の中から希望する人に仕事を斡旋する形にしてもいい。町外から俵津に仕事に来ている人も結構いるので、成り立つのではないでしょうか。カフェのある公民館なんて素敵じゃありませんか。

 ※ コミュニティカフェとは、人と人とを結ぶ地域社会の場や居場所の総称。別名サロン、地域の茶の間、まちの縁側。

ロビー。ここにはテレビを置きましょう。新聞を3紙、週刊誌を10誌くらい置きませんか。

図書室。まちづくりの本や俵津の人たち(出身者も含む)が書いた本を充実させましょう。読書会を開きましょう。宇和や宇和島や松山には講師をやってくれるひとたちが大勢いると思います。そのようなナビゲーターに導かれて「源氏物語」や「平家物語」、「近松門左衛門」から「村上春樹」までいろんな本を読みたいですね。

 また、「マンガ」を大量に置きましょう!「鬼滅の刃」や「ドカベン」・・・もう時代はマンガなしではうごきません。わたしたちも、「赤胴鈴之助」や「鉄腕アトム」で育った世代です。青少年が大勢公民館に集うようになるでしょう。

 さらに、本の「寄贈」を呼びかけましょう!受け付けましょう!本は宝の山です。

機能訓練室。60歳から利用できるそうですから、ここを老人の健康道場にしましょう。器機も充実させましょう。ジムやフィットネスクラブ感覚で使ってもらえるといいですね!

和室。道路側の最奥室。映画の部屋にしましょう!市販されている一番大きなテレビを購入し(プロジェクタ―でもよい)、邦画から洋画までDVDを大量に揃えましょう。

・残りの和室。将棋や囲碁、生け花にお茶、着付け教室・・・エトセトラ。大学生の夏季合宿を誘致しましょう。彼らとの話し合いの席も持ちましょう。

・調理室。

・会議室。

・事務室。

・陽だまりの部屋。ここは、老人クラブの部屋にしてもいいかもしれませんね。

・廊下。「365日の文化祭」展示スペースに。俵津には、俳句・短歌・写真・絵画・陶芸・盆栽などの趣味を持った方々が沢山います。それらの人たちに年間を通して発表展示の場所を提供し、さらに腕を磨いていただきましょう。個展も大いにやっていただきましょう。これは、廊下といわず公民館の全室、全スペースを対象にしましょう。

 階段を上って2階へ行きましょう!

《2階》

● まずは大ホール

ロックコンサート、やってください。高岡健司くん、いかがですか!地元はもちろん町外の仲間も集めて派手なコンサートやってください!!燃え狂いましょう!

・「個人リサイタル」も、大いにやってください!

「じじばばスーパー演芸会」。俵津老人クラブがやります。間もなくです!

俵津ふるさとまつり」保育所園児から老人までの、俵津全住民の演芸会です。中山友哉くん・片岡聖矢くん、若い人たち、どうです?!挑戦していただけませんか!かつて新田の若者は「新田ふるさとまつり」というのをやりました!あの時のメンバーもノウハウを提供できるでしょうから。あの時の熱狂は今だに新田の空に木霊しています。

・劇団をつくって、「演劇発表会」をやりましょう。

講演会。俵津出身者の中には、全国的にご活躍されている方が大勢おられます。その方たちにいろいろご講演していただくことはできないでしょうか。菅豊彦さん(哲学)、西森利数さん(生物学)、三好作一郎さん(歯学)、三好永作さん(物理学)、古谷敬三さん(医学)、横浜副市長だった山下さん(すみませんお名前忘れました)、・・・。

 それから、地方の再生や農業の再生に理論的・実践的にご活躍されている方々もぜひ来ていただきたいものです。藻谷浩介さん・藤原辰史さん・山下惣一さん・小松理虔さん・藤原浩さん・内田樹さん・・・。

映画会。せっかく映写室があるのですから大スクリーンで見たいものです。みんなにアンケート(リクエスト)して、月1回くらい映画会やりたいですね。大阪から西田孝志くんを呼んで解説してもらってもおもしろいですね。

マルシェ。(外の駐車場も使ってやりましょう)

・不用品交換会

・会費制結婚式。時代が一回りしました。こんなことやってもいい時代がまた来たのではないでしょうか。地元にもお金が落ちます。

・むかし、永山福重さんや宇都宮英利さん(故人)たちが少林寺拳法の練習会を開いていました。あんなのもいいですね。

まちづくりシンポジウムを開きましょう!

●大ホール手前の部屋

 ここは俵津スマイル事務所にしましょう!まちづくりの専従者が付くなら、やはり事務所は必要です。強力なセンター・指令室(?!)を作りましょう。

●会議室。企業説明会、就職面接・相談会、各種セミナーなど、俵津で生きて行くひとたちが、情報を得、スキルを磨く場所にしましょう。

《駐車場広場》

ポン豆実演販売。文化祭の時などにやりませんか。むかし、新田に谷本さんという方がいて、ポン豆の器械を持っていて営業しておりました。新田のこどもたちは、米を袋に入れて持って行き、順番を待ってやってもらっていました。ドーンというあの音、今でも心の奥に鳴り響いています。なつかしく、いいものです。(あられと一緒にアメで固めてにぎったあのお菓子も美味しくて忘れられません)。

かまどをつくりませんか!木を燃やして羽釜で炊いたご飯は、チョー美味しいです!鍋底の焦げ飯がこれまた何とも言えずウマい!小屋にして、みんなに利用していただきましょう。(こどもへの教育効果もきっとあるでしょう)。

演台。ロンドンのハイドパークには演説台があって、誰でもがそこで演説することができるそうです。俵津人もこれから、全国・全世界に向かって自己主張していかなければいけない時代を迎えるかもしれません。人材を養うためにも、いかがでしょうか?!

《門田さんの畑》

・ここを借りましょう!芝生を植えて、木陰になるようにセンスのいい木も植えて、いくつもテーブル・イスを置いて、みんながくつろげる場所をつくりましょう。公民館の中だけでなく外も利用・使用しましょう。きっと、素敵な空間になると思います!!

・カブトムシが集まることで有名なシマトネリコの木を植えましょう!子供が集まり、親が来て、じいちゃんばあちゃんも来るでしょう!(保育所の運動場にも!)。

《スマイル小屋》

 ここは現在、ソフトリーグの各チームや無茶々園俵津支部や各グループが飲み会の場所として使っています。こういう自由に使える時間制限のないキタナイ(!)ところが必要なんです、まちづくりには。

明浜町の水道課の管理していた建物》

 ここは、青果同志会や、農業や商工業のグループ、自主的サークルなどの寄合所として使ったらどうでしょう。いろいろな団体が公民館エリアに集結していることが、俵津まちづくりに機動性をもたらします。連帯させます。活性化させます。

《周辺の空き家》

 持ち主の方は、ぜひ積極的に貸していただきたいものです。ここに意欲ある人たちが引っ越したり、シェアハウスをつくったり、店をひらいたり、芝居の稽古場にしたり・・さまざまなアイディアをだして利用したら、俵津はスゴイことになるのでは!!

 

 わたしの構想(ゆめ)は、とりあえず以上です。公民館や各種団体がこれまで通常おこなっていることは省いてあります。貧弱な私の考えを、ぜひ皆さんに補強していただくことを切望してやみません。

                          (2021・7・9)