虹の里から

地域の人たちと、「まちづくり」について意見を述べ合う、交流ブログです!

選挙の結果を見て思った

与党 215     野党 250

 この選挙結果を見て、思った。なーんだ、「政権交代」できるじゃないか!・・・。

 小選挙区で、野党が結束して与野党 1対1 の構図をつくらなければ政権交代はできない、と言われていたが、そんなの通り越して、政権交代可能な “構図(おぜんだて)” がすんなり出来てしまった。千載一遇のこのチャンスを、野党は逃すべきではない。しっかりと摑まえるべきだ。

 目的はただ一つ。円安インフレ物価高で喘いでいる国民を救うために、消費税を廃止または5%にするためだ。救国・救民内閣をつくらなければならない。

 これをやれたら、解散していい。野党の結束を解いてもいい。

 11月11日の特別国会、首班指名。立民の野田佳彦首班に拘るからいけない。玉木雄一郎でいいじゃないか。馬場伸幸でいいじゃないか。国民民主党の玉木さんは、自民党に擦り寄って自・公・国の連立の方へ行こうとしているが、それよりはるかに自分が首相・内閣総理大臣になったほうがよくはないか。かつて自・社・さ連立政権で社会党の村山(富市)さんが首相になったように、あるいは細川(護熙)政権を誕生させたように、これは現実にありえる選択だ。立憲民主党野田佳彦党首は、自分が首班になるという欲など捨てるべきだ。身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ。国民の暮らしこそ一番だ。

 財務省の “魔の手” 、強力な抵抗を阻むためには、財務大臣山本太郎氏をすえることが必要だろう。彼しかいない。

 立民と野田氏は消費税減税を否定しているから、彼らが一番のネックだが、野党は早急に集まって、森永卓郎さんのレクチャーを受けるべきだろう。

 「通貨発行益はそのまますべて減税に回したほうがよいと私は思う。増税社会保険料の相次ぐ負担増で、多くの国民が身動きが取れなくなっている。消費税は日本経済に致命的な打撃を与えているので、最優先課題は消費税の引き下げ、あるいは撤廃だろう。やることはとても簡単だ。。

 消費税を引き下げて、その分を国債発行でまかなう。そして、発行した国債は日銀に全額引き受けてもらう。消費税は地方分も含めて年間28兆円だ。毎年、それくらい日銀の保有資産を増やしても、なんら悪影響が出ないことは、アベノミクスの社会実験によって立証されているのだ。」(『ザイム真理教』)

 大企業や富裕層の法人税所得税を上げるのは後でいい。消費税減税・廃止は今すぐやれるのだ。これをやれば、国民は「政権交代」の真の意味を理解するだろう。日本に ❝希望❞ が生まれる!

 できたら、もう一つやってほしいことがある。「自民党とカネ」問題の解決だ。政治資金規正法の再改正。政治資金パーティーの禁止、企業献金の禁止、連座制の導入。これをやれば、自民党とその不正・無能・腐敗の政治は終焉する。

 

 最後に、その「自民党とカネ」問題を告発・追求し続けているあの上脇博之さんが面白いツイートをしているので紹介しよう。

 全国を1区として比例代表選挙をやったら、という仮定で計算した今回の選挙での各党の獲得議席だ。自民党 124(191)、公明党 51(24)、立憲民主党 50(148)、維新 44(38)、共産党 29(8)、国民民主党 53(28)、れいわ 32(9)、社民党 8(1)、参政党 16(3)、保守党 10(3)。※カッコ内は今回の獲得議席数。

 これが、現在の日本の有権者のほんとうの姿・気持ちかもしれない、と思うと深く考えさせられる数字だ。

                       (2024・10・31)