虹の里から

地域の人たちと、「まちづくり」について意見を述べ合う、交流ブログです!

「あじさいロード」を・・。老人会青年団はじまる。

 夢に燃え現(うつつ)に燃えて夏椿(後藤比奈夫)

 茶寿の花見たしと思ひ百三つ(同)

 白寿まで来て未だ鳴く亀に会はず(同)

 還暦のわれ最年少草むしる(漆川 夕)

 紫陽花に染まつてしまふ立ち話(北村純一)

                —今日の「朝日俳壇」から

 6月10日午前10時から、コロナ下で延び延びになっていた俵津老人クラブ(永山福重会長、会員230人)の初役員会がありました。20人ばかりの会合ですが、コロナ対策を取って、公民館の大ホールで、窓を開け放っての開催です。

 わたしは入会3年目。永山会長から「おまえ、じじばば(スーパー演芸会)担当の役員になってくれ」と言われて、晴れて(!)役員就任(ぎょっ!)。行ってみると、ほとんど知っている人たちばかり、しかも70代が多い。西田初敏くんとわたしが最年少です。みんな元気で若い若い。これは、老人会青年団かも。

 「人生100年時代になりました。コロナに負けず、楽しく充実した老人会を、みんなでつくりましょう!」。会長のあいさつで、会は始まりました。この会長は、とてもいいですね。誠実で優しくて思いやりがあって、地域のことをしっかりと考えておられる。自分のことは後にして真っ先にみんなのことを考える。心のキャパが大きく広く深いので、みんなの話をよく聞くし、接していて安心感に包まれる。わたしは、一番ふさわしい人が会長になっているなあと思っています。いい時期に役員に巡り合えてよかったと思っています。

 去年と今年、早や二度も「コロナ」のために総会ができなくて、さらに普段の活動も思うようにできない中、今年こそはとの思いがみんなにあって、会は進行しました。

 「今年の活動」を決める話し合いの中で、脇の片岡春江さんから「あじさいを植えて、あじさいロードをつくりませんか」という提案がありました。湾岸道路の植栽可能な所にあじさいを植えて美しい俵津をつくろう、というのです!「こんな大事業を年寄りだけでやるのはとても大変なことだから、俵津全体の会議にかけて、しっかりしたプランを練ったうえで、皆で取り組んだらどうか」という意見などが出ました。結局、片岡さんたちの仲間が今年、挿し木で花を増やして、それを役員間でわけあってちゃんとしたものに育て、少しづつ植えれる場所から植えて行こう、ということになりました。よかったです。近い将来のこの季節、あじさいでいっぱいになった俵津を思い浮かべると、なんだかワクワクしてきます。

 前にもどこかに(俵津ホームページだったか)書きましたが、片岡さん(みんなは親しみと敬意を込めて、春ちゃんと呼んでおります)は、アイデアマン(いえ、ウーマン)です。産業文化祭時の「古希祝いの餅撒き」を提案して実現させたひとです。今では、その年の古希を迎えた同級生たちが必ずやる恒例の行事になって定着しています。永山会長や西村権司副会長の同級生だそうです。こういうパワーのある方がいると心強いです。

 「じじばばスーパー演芸会」も議題になりました。

 この7月に、65歳以上に二回のコロナワクチンが打ち終わるだろうことがほぼ確実になったので、みんなのこころが少しほどけてきました。明るい日の光が射し始めました。(ちなみに、わたしの接種日は、7月7日と28日です)。早ければ、11月上旬にはやれるかな。遅くても、来年中にはやれそうな?見通しが立ちそうになりました。(「コロナ」は決して油断してはならない感染症です。最後の最後までしっかりと見極めなければなりませんが。)

 わたしは、そこで、現在の出演応募状況を報告させていただきました。「カラオケが40人、芝居が12人、これは水戸黄門漫遊記・野福峠の巻で若い人たちも友情出演してくれます。その他ハモニカ演奏・ギター演奏・尺八演奏・踊り・詩吟・民謡・落語など延べ60人の方々が、その日を今か今かと待っていただいております!!」「わが俵津には、たいへんに達者で、楽しくおもしろい芸を持った方がたくさんおります。そのひとたちが最高に輝く舞台をみんなで作り上げましょう!」「みなさん!よろしくおねがいします!!」。

※ 出演募集は、今もやっております!!まだの方、ぜひお願いします!みんなで、もうひと花もふた花も三花も・・咲かそうじゃありませんか!!俵津老人クラブを、面白くしようじゃありませんか!!

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 俵津老人クラブ、とてもいい雰囲気です。

 帰りに、弁当と缶ビールがでました。これで「懇親会」がやれないのが、残念でなりません。

                        (2021・6・13)