虹の里から

地域の人たちと、「まちづくり」について意見を述べ合う、交流ブログです!

俵津を遊ぶ!—移住者のみなさまへ

 「人間とは、ホモ・ルーデンス(遊ぶ人)である」

                      (ヨハン・ホイジンガ

                   ♥ 

 13日の日曜日は「盆踊り」の日でした。朝から、わが老人クラブ役員大奮闘です。会場中央に立てる竹の切り出しから始まって、そこに短冊等を括り付け、華やかに装い、設置しました。先祖供養の意味のある盆踊り、年寄りがやらねばだれがやる!元気な年寄りと若い人たちの活躍によって素晴らしい会場ができました。夜は、みんな法被を着て踊りの輪に入りました。「炭坑節」「みかん音頭」「明浜音頭」・・・。そして生ビールで乾杯、久しぶりの飲み会付きです!

 子供たちのはしゃぐ姿を見るのはとても元気をもらえることです。そして、関東の方から移住してこられ、地域に溶け込んでおられるMさんたちの踊る姿を拝見できるのは何だか嬉しくなることですね。コロナでしばらくできなかった盆踊り。日常が戻りました。やはりこうでなくてはいけません。(翌日は、さすがにちょっとコタえましたが・・)

 さて今回は、俵津への移住者、またこれから来られる方々(Uターン・Iターン・Jターンいずれでも)に向けて、俵津での楽しみ方・遊び方の提案です!

 

 ここ俵津では、何といっても「海」です!

 釣り、貝堀り、カキうち、アオサやひじきなどの海藻とり、スキューバダイビング、シュノーケリング、海水浴、ヨット、カヌー、ウインドサーフィン、…何でもあります!これほど多様に遊べる世界は他にはないでしょう。

 もちろん、職業としても遊べます。実際に一本釣りで取ってきた魚で、店を出してやっている親子もいます。

 魚や海藻の養殖なども知恵と努力で、かなえることは夢ではないかもしれません。

 ヨットやカヌーなど持っておられる方は、ここをそれらのメッカにしてください!

 魚を増やす、ことに挑戦されてはいかがでしょうか!

 この宇和海は、格好の実験場にできるでしょう。これについては、以前に「海に、鉄を!」の回で書きましたので、そちらをご覧ください。あなたのお知恵をぜひ活かしてください。

 「パン屋」を営んで遊んでください。

 今日本人は一人年間一万円パンを消費する、と言われております。俵津の人口は千人。一千万円?!。と思ってはいけませんが、他の仕事いくつかと組み合わせれば何とかやっていけるのでは。酵母菌やなにか、独自なものでおいしいパンをつくればおもしろいことが待っていそうな気がするのですが・・・。

 居酒屋や喫茶店も、やれるかもしれませんよ。

 俵津が誇るわれらの野福峠で、「喫茶店」をつくる!というのもアイディアではないでしょうか!

 カラオケ喫茶も、できるかも!

 現在「うきな」がありますが、ここは年寄りの店・演歌の店、という感じなので、ポップス中心の若者の店をコンセプトにすればどうでしょう!

 林業に挑戦、してみてはいかがでしょうか!個人の山林や財産区有林の委託、という形を取れば、始められるのでは?!(これも以前に書きました。探して読んでみてください。)

 「文楽」を楽しんでください!

 俵津には県の無形文化財・菅原座の「文楽」があります!「文楽会館」もあります。優れた仲間も大勢います。一緒に文楽の世界に飛び込んでみては、いかがでしょうか。きっと、あなたの世界が広がります。人生が、ちょっと輝きます?!

 ITのフル活用で新しい「テレワーク」の形を、ここで作ってみませんか!

 俵津の一押しは、野福峠の桜。これを増やして日本一の桜の名所、つくりませんか!

 これはやりがいありますよ!知恵と力が莫大にいりますが・・・。

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 演劇クラブ(劇団)、つくりませんか!

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 「演芸の町」、を一緒に作ってください!

 楽しくやりましょう!!

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 YouTubeなどで動画発信を、全国・全世界にしてください!俵津を売り込んでください。

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 小説家・詩人・画家・写真家・・芸術家求めます!

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 野福峠の沿道に地蔵・羅漢・などの彫刻体を並べたい!

 彫刻家求めます!全国の全世界の芸術大学生の参加を求めます!(小生の妄想です!)

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 俵津の「ゆるキャラ」、作ってください!

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 「俵津ホームページ」の製作者が、求められているそうです!

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 あなたの入居された「空き家」を、ユニークに改造・改修してください。(持ち主の了解は得てくださいね)

 あの大建築家・隈研吾さんがこんなこと言ってます。「僕は随分と変わった。東京というキツい場所ではなく、もっと地方で気楽に仕事がしたいと考えるようになった。」「新築ではなく、改修ほど、緊張を感じずに自由にデザインできることも知った。そこにもともとある古い建築は、共同作業の相棒みたいなもので、古い友人とお互いに知恵をしぼりあって改修するという感じになる。そもそも古いものはノイズだらけだから、こちらがどんなノイズを加えても、あるいは住み手がどんなに汚く住んでも、しっかり受け止めてくれて、全然気にならない。」

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 共選(共同選果場)、これの利用方法を考えてください。この大きな建造物を見事に活かしたら、わたしたちの夢がもっと広がるようにおもうのです。(もちろん現在も使われてはいるのですが・・・)

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 全国、そして全世界と交流することを考えてください。ひとが訪れる町をつくってください。

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 わたしたちといっしょに、「まちづくり」に参加してください!

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 「山」で遊んでください。山菜取りやみかんつくり・・・。野菜作りも。フィトンチッドの吸収や、瞑想・・・。山は素敵です!

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「長崎東海研究会」に入って下さい!!

 長崎東海先生は、「遊び」の達人です!もちろん仕事の達人でもありますが、この人は俵津の利点を活かしきって、人生を生ききった人です。究極の「ホモ・ルーデンス」でした。

 

 まだまだ、たくさんあると思いますが、あとはあなたにお任せしましょう。俵津は人生を遊べる町、だと思います。ぜひ来てください!ヨロシク!

                      (2023・8・15)