虹の里から

地域の人たちと、「まちづくり」について意見を述べ合う、交流ブログです!

よもやま話を―

 遅まきながら、残暑お見舞い申し上げます。

 「立秋」ははるか前に過ぎ、「処暑」も過ぎた今頃になんですが、いやあ今年も暑かった、いや未明の雨で少し涼しくは感じる今日ですが、まだまだ猛暑は続きそうです。今年は去年より暑いぜよ、とみんなが言います。地球、どうなっているんでしょうか。

 一方で、3年前の西日本豪雨のような雨が降る地域が、だんだん北上しているような気がします。今年の東北地方は大変です。

 この分ではミカン栽培できる北限地も上がるかもしれんな、とつぶやいていたら凡平くんが「もうすでに佐渡では100トンもみかんがとれてるらしいよ」と教えてくれました。

 この暑さ、後期高齢者突入まじかの老体にはこたえます。8月は午前中だけの山仕事、という日が多かった。皆様もどうかお体にはじゅうぶんご留意ください。

 「じじばばスーパー演芸会」の展開のその後のことです。

 わたしが「ミニ・じじばば、にしたら」と提案した話は前に書きましたが、いざ「実行委員会」をひらいてみたら、なんのなんのみんなものすごくやる気です!元の計画通りの「本大会」にしよう、ということになってしまいました!なんということでしょう!(10月9日実施決定)。

 じっとガマン、の3年間にみんなもうウンザリしている。「ウィズ・コロナ」をやらなければ老人クラブの活動も暮らしそのものも一歩も前に進まない、みんなそのことを痛切に感じるようになってきているのが伝わってきます。

 早速、3年前に出演をOKしてくれたみんなに「再出演」のお願い状を出しました。「うきな&はまゆう」の市川夫妻も「全面的に協力・支援する」と言って、8月の全金曜日・9月の全土曜日、すべて飲み物代500円のみでカラオケ代無料!という大サービスをして下さっています。午後7時~10時です。みなさん!是非顔を出してみてください!(昼も火・木・土は通常営業していますので、こちらは上記の対象外ですが、練習に通ってみてはいかがでしょうか。)

 それでも、やっぱり「コロナ」が心配。感染爆発はいっこうにピークを打ちません。コロナには季節性要因があって、昨年の例では東京オリンピックパラリンピック時にピーク、衆議院選挙の頃には底打つ状態でした。オミクロンBA.5に入れ替わった今回の第7波、そうなるかどうかは未知数ですが、そこに期待するしかありません。

 このような大きな大会は今日決めて明日やる、というわけにはいきません。出演者個々にはやはり2ヶ月くらいの準備期間は必要です。とにかく準備だけはしておいていただこう、という柔軟な構えをわたしたちはしています。10月になっても感染が衰えないなら、1か月延ばすとか来年にするとかして、とにかく今の役員の任期中にはやりたい、という考えでのぞんでいるところです。

 公民館に「喫茶店を!」という話。

 酒井公民館主事に訊いてみました。その話は公民館も審議委員も従来から持っていて、やりたい、ということでした。できるなら、「まちおこし協力隊」として来てくれる者にまかせたいのだが、と酒井くん。

 とてもいい話だと思います。経営が軌道に乗り、ここに定住してくれるようになってくれることを期待します。

 公民館に人が集まる施策を考えなければなりません。老人クラブもそのために微力を尽くそうと、永山会長は言っております。

 ※❤❤ 現在、俵津スマイルが「地域任用職員」を募集中です!俵津地区地域づくり活動センターの仕事です。雇用期間は令和5年4月1日から令和6年3月31日まで。給与は185万円(ボーナス有)。喫茶店やりたい人、申し込んでみてはいかがでしょう!1年間公民館でしっかりと働きながら、どんな店にするか、どうしたら経営が成り立つ店に出来るか、じっくりと考えてみてはいかがでしょう!俵津地区住民と仲良くなっておくことも成功の基とおもいます。公民館に問い合わせてください!

 以前、「恋人岬ができるんだって?!」というタイトルで根崎開発について書いたことがありましたが、あの話どうなっているんだろう?

 山下重政くんに訊いてみました。県立宇和海自然公園の一部になっているのでまかりならん、ということでストップがかかったままで進展がない、ということでした。これおかしいですね、最初は認めてくれていたんでは?何はともあれ、お役人のすることはよくわかりません。

 わたしは、俵津スマイルの「開発」くらいでは「県立公園」は破壊されないとおもいます。「魚つき林」としての機能も傷まないとおもいます。むしろ、地域の人たちがそこをまちづくり拠点として維持しようとすることで活かされるとおもうのです。50年後、この県立公園を囲む地域が無人に近い状態になることが予想される中では、こういう活動こそ、県は積極的に支援しなければならないのではないでしょうか。固い頭を柔らかくしてください。自分の頭でしっかりと考えて、地域とそこで生きる人たちの活動を守ってください。

 わが家の大浦のミカン園からボラ小屋の浜辺を望むと、なんだかわたしたちの子供の頃より砂の量が増えてるような気がします。浜辺の面積が広がっているように感じるのです。子供たちはじめ俵津のみんなが集う海水浴場としてとてもいい場所なんだがなあ、と思います。自然公園もいいですが、そこに住む地域の住民が豊かに暮らせる場所づくりこそ行政のすべきことじゃないでしょうか。

 それから、重政くんが言うには、人が行かなくなって、カキウチもしなくなったので怪我する心配もある・・。カキウチはもちろんアサリなどの貝ほり、アオサやヒジキ取り、さまざまなことをして海とともに暮らしを楽しんだ昔のことがなつかしく思い出されました。

 百姓仲間のAくんと話していたとき、Aくんが言いました。

 「俵津ー宇和線の道路は、むかし下(ふもと)から見上げると、等高線上に3本の道路があって、一番道路、二番道路 、三番道路と呼んでいた(いまの若い子はこの呼び方さえ知らないだろうな)。県道改修工事が終わってその道路はいま5番道路まであるようになった。この五番にそれぞれ「なぎさ(渚)1号」「なぎさ2号」・・というように名前を付けて、さらに祇園町まで何メートル、文楽会館まで何メートル、ボラ小屋まで何メートル、というように案内板を設置したらどうか」。

 いやあ、こんなおもしろい奇抜なこと考えるヤツがいるんですねえ。いいね!いいね!の連発です。でも、彼はさらにつづけるんです。

「でも、地域の集落協定がやった花壇づくりにさえクレームをつけ、何十枚もの申請書を出せという県を相手に、面倒なことはやりたくないなあ・・」

 なんだかシンミリしてしまいました。

 松山の玉井葵さんの『ぐうたら通信』から引かせていただきます(No.262/2022.08.01)。

・「県内の県立高校を、5年後までに、現在の55から44に再編するのだという。人口減少など、理由に頷けない訳ではない。が、沈滞していく現実をそのまま反映していくだけで良いのかと、疑問は残る。現実を跳ね返す、別の視点はありえないのか。知恵がほしい、新しい展望がほしい。」

・「参院選の結果を見て強く感じたのは、「この国の国民は、未来への希望を持てなくなっている」と言うことだ。「何かが変わる」「未来は明るい」と思えなくなった。私達の時代は、「明日は良くなる」と何となく変化を求めていた。幻想だったというのは易しい。しかし‥‥‥。」

 「統一教会問題」が深刻です。

 安倍晋三元首相の「国葬」も、多くの国民の反対の中で強行されようとしています。これらのニュースに接するたびに暗い気持ちになります。

 わたしは、「国葬」に反対です。なぜなら、法的根拠がないからです。日本は法治国家です。法によらないことはしてはいけない。ましてや(国権の最高機関の)国会の議決によらず閣議決定のみで決めてしまうやり方を到底許すことはできません。それ以外に理由はないのですが、今回の場合は、安倍氏があまりにも統一教会とズブズブの関係だったということも付け加えざるを得ません。人間の評価は人さまざまであるにしても、これほど問題のある人の国葬は深い思慮がいります。

 政府はいますぐ「国会」を開いてください。これだけ問題が山積している世の中、国民の生活が危機的情況にある中、国会議員が渾身の議論をやる以外に何があるというのでしょうか。国会議員諸氏よ!しっかりと仕事をしていただきたい!!

 あわせて、参院選後のたった三日間の臨時国会さえ中継しないNHK、先週の「日曜討論」をやらなかったNHK。「統一教会問題」を最初からとりあげて追及・報道しなかったNHK朝日新聞に、わたしは深く絶望しています。ここまで落ちたかと・・・。NHKにお金(受信料)を払いたくないという人の気持ちがわかるようになってきました。朝日の購読者が激減しているというのも理由がわかるようになってきました。シャンとした日本人、まだまだたくさん存在している、生きている!ドッコイ!!

                     (2022・8・25)