虹の里から

地域の人たちと、「まちづくり」について意見を述べ合う、交流ブログです!

選挙が終わって・・・。(ああ参院選・6)

 今回は気が重いです。・・・

 参議院議員選挙が終わりました。・・・

 選挙期間中、しかも白昼公然と行われた安倍晋三元首相暗殺事件は、ショックでした。日本はまた戦前にもどったのか・・

 容疑者の供述からは、戦前の血盟団や軍部などのような“背景”はないようですが、今度は「統一教会」の名前が出たのには驚きました。統一教会と言えばあれはいつ頃だったか、「霊感商法」やアイドル歌手の桜田淳子が参加したことで注目された「合同結婚式」で世間を震撼させたことでわたしも覚えていますが、確か“カルト宗教”集団と言われていたのではなかったか?それが、「世界平和統一家庭連合」と名称を変えて生き延びていたとは。

 自民党自民党議員やその秘書たちとも深い結びつきがあるようです。わたしなどには想像もつかない深刻な「闇」を感じます。どうか警察や検察、TVや新聞のマスコミ・ジャーナリズム、学者や研究者たちによる勇気ある真実の解明をお願いしたいと思います。この国が進むべき道を間違えないようにするために・・・。

 それにしても、安倍元首相には生きていてほしかった。ご自分の「政治」の行き着く果てを見ていただきたかった。森友・加計・桜を見る会などの真実を語ってほしかった・・・。・・

 選挙結果は、大マスコミが最初から予想していた通りの自公圧勝でした。だから何の感想もありません。昨年の衆院選に際してこのブログで書いたようなことが今回もまた起こった・・。投票率51%ちょっと・・。衆院選に投票に行った人が今回も投票に行っただけ。・・・

 こりゃ、あかんわ。どもならん。・・・・・

 どうしたらいいんでしょう???・・・

 やっぱ、「自民党」は強い。ガラパゴスのような選挙が今だに行われていて、それでいつまでも盤石の“わが世の春”が続けられている。全国の都道府県知事や議員、市町村長と議員、そのほとんどが自民党。そして彼らが住民の主だったものを使って選挙に動員する。住民(市民・国民)は、その“関係”だけで自民党とその議員に投票する。・・

 どうしたらいいんでしょう?

 選挙に行かない50%に呼びかけることは、もうできない?!?

 だったら、その地方自治体の自民党の人たちに変わってもらうしかないのではないか。一つは、その首長たち・議員たちが、「政策」の変更を求めて中央の支配中枢に結束して物申す、そんな時代を創り出す必要があるように思います。何を夢みたいなこと言ってるんだとおっしゃるかもしれませんが、これだけ地方がにっちもさっちもいかなくなっているんだから、もうそれしかないんではないでしょうか。

 自民党政府の「暴走」を止めることができるのは、地方の自民党議員しかいません。そして、「待った!」をかけるのは、林修先生ではありませんが「今でしょ!」。やがて、その人たちの「声」さえ聴いてくれない時が来そうな気がします。

  それにしても、いやあ、日本人て、ホントに「自民党」が好きなんですねえ。わたしなんか、4年か8年に一度気軽に政権交代させた方が断然いいと思いますけどね。そのほうが地方自治体の職員や議員にとっても、自由度が増すし、息もしやすくなるし、風通しも良くなると思うんですがね。わからないですかねえ。???!

 もう一つは、選挙に行って自民党に投票する老人たちが、自覚して、次世代を担う若者や子供たちのために、自民党に投票することを止める。老人は、もう余命いくばくもないのですから、もう自分たちのことはいいじゃありませんか。ほどほど暮らせればもういいじゃありませんか。・・

 若者を戦争に行かせたり、非正規の低賃金で働かせたり、結婚したくてもできない環境に置いたり、・・・そんなもろもろの悲しい世界に若者を追いやるのやめませんか。

 狩江のともだちから、こんな話聞きました。どんな流れからそんな話になったのかは忘れましたが、戦争の話になって、狩江の年寄りが言ったというのです。「若者を戦争に行かせちゃならん。行くならわしら年寄りが行こう。」!余りのブラックユーモア・ブラックジョークに思わずのけぞりましたが、含蓄のあることばです。知性を感じさせる言葉です。反戦の高い意識を感じさせるコトバです。

 俵津の若者たちを見てみましょう。地域の期待と数々の地域維持のための役職を担って頑張っている彼らを見ているとほんとうに頭が下がります。彼らを不幸な目にあわせたくない。・・・・・

 わたしは、「若者」の意見をきかなければいけないと思います。かれらの気持ちを大事にしなければいけないと思います。

 たとえば憲法9条自衛隊を明記する話だって、ほんとうに若者=自衛隊員に話を聞いているのでしょうか?今一番「死」と向き合っているのは彼らです。9条に自衛隊が明記されれば確実に彼らに死の危険性が迫ります。なぜなら1項(「戦争放棄」)と2項(「戦力不保持」・「交戦権不(否)認」)が死ぬからです。

 誰があの阪神淡路大震災東日本大震災西日本豪雨の際に懸命に働いてくれた自衛隊員たちを貶めることをするでしょう。

 靖国神社の「英霊」をこれ以上増やしてはならないと思います。

 政府がしなければならないのは、「平和」をつくることです。

 若者を豊かにする「成長戦略」だって、わたしは衆知を結集すれば創ることは可能だと思います。ただ政府が大本の方針を変えさえすれば。・・・・・

 

 想いはチジニミダレテ、考えがまとまりません。これでやめます。

                     (2022・7・16)