「私の映画案内」というブログをやっている大阪の友人から、前回の記事に対して、「ジジババスーパー演芸会・2023への提言」という件名がつけられたメールが届いた。しかも二度も。本人の了解を得たので、以下掲載する。
❤第1信(6月15日)
ジジババスーパー演芸会について提言いたします。以前も書いたように演芸会の記録を取ってください。当日までの準備段階から当日の撮影まで、とにかく担当者を決めてスマホで撮影したうえで広く発信してください。
必ず見る人はおります。こんな楽しい村や町があるのかと思ってくれる人もいるはずです。それが町のPRになり、人人の関心を高めてくれるはずです。
とにかく手探りでもやってください、やらなければあなたたちの心意気は人々に知られないままなのです。
それからこれは私の意見ですが、立派なトロフィーを作ったらどうでしょうか。歌や演技の優劣ではなく、一番面白かった人一番拍手が多かった人など、にトロフィーを渡して、次回開催まで保持してもらうのです。そして次回開催時にトロフィーの返還を行い、それをもって演芸会の通年開催をめざすことにしたらどうでしょうか。
❤第2信(6月16日)
ところで、スーパー演芸会は明浜だけの告知ですか、宇和や野村の老人会には伝えないのでしょうか。話が大きくなるかもしれませんが、同じ市民です。有志だけでも募集するとかはできませんか。
私はSNSで告知すべきだと思います。人前で歌いたい人いっぱいいると思います。俵津が場所を提供するということでどうでしょう。
カラオケ大会はどこでもありますが、スーパー演芸会は一味違うというところを見せてほしい。
期待しとります。それではごきげんよう。
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いやあ、なんともうれしいですな。
彼の考えることはとにかくスケールがでかい。演芸会の動画の全国発信なんて、もうとにかく会を成功させることだけに無我夢中・一心不乱・精一杯・・で、そんなこと夢にも思ったことない。
確かに、これから俵津への移住者を増やしていこう!とわれわれが意志するなら、それくらいのことはしなければならないのかもしれない。俵津は発信力が弱い、と思わされた。
第2信で思ったのは、昔の東宇和郡連合青年団が4町(明浜・宇和・野村・城川)合同で演劇研究発表会をやっていたということだ。わたしが青年団に入った頃にはもうなかったけれど、昔のこの地域はすごい文化力があったとつくづく思う。今の80歳以上のひとたちにはその時代の記憶があるかもしれない。「じじばばー」を通して、その時代の熱い記憶を彼らが思い起こしてくれて、取り組んでいただけたらと願う。
読者のみなさん!いかがですか?みなさんも、遠慮なくご意見をお寄せいただけませんか。メールや手紙だけでなく、下の「コメント」欄や「ツイート」欄を利用していただいてもかまいません。ぜひよろしくお願いします。
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あけはま座の浅井くんから、紙芝居「長崎東海ものがたり」ができた!とメールがありました。添付された12コマの「絵」と「文」、たいへんにすばらしいものです。これが、秋の「じじばばスーパー演芸会・2023」でプロジェクター紙芝居として上演されるかと思うと胸が高鳴ります。
(みなさんにお見せしたいのですが、ここに掲載する手段がありません。残念です。)
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わたしが「じじばばスーパー演芸会」を通して願うのは、わたしもふくめて俵津のひとたちの胸の高鳴りです。うまく言えませんが、テンション・モチベーション・インセンティブ・パフォーマンス・・というような横文字が喚起するある状態です。ひとびとの理解や共感や共同や共有・・への道を開くものです。
(2023・6・21)