虹の里から

地域の人たちと、「まちづくり」について意見を述べ合う、交流ブログです!

「じじばばー」余話・余聞・余録・余波・・・爆風のゆくえは?!

※ 「俵津公民館だより」(令和4年10月20日発行)が、「じじばばー」を取り上げてくれました。右のリンク欄の「俵津ホームページ」から見てみてください。カラー写真が沢山載せられているので当日の雰囲気が味わえると思います。記事を書いた酒井一喜主事も初体験の芝居に興奮したのでしょうか!自身も出た「水戸黄門」の写真が多くてちょっと、という感はありますが・・。(ちなみに写真上段右から2番目、多分これわたしだと、思います!鳥羽一郎の「海の匂いのお母さん」を歌って観客の涙を誘った?!のでした?!)

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♡ 「よかったねえ!あんな演芸会だったら、年1回なんて言わず、2回でも3回でもやって欲しい!という声がいっぱいあったよ」(伊勢富雄さん)

♡ 「誘ってもらったのに出れなくて残念。来年は都はるみの〈好きになった人〉を、舞台いっぱい駆け回って歌ってみたい!」(Mさん)

♡ 老人会らしい(?!)場面、随所にありました。伊勢富雄さんと尾下洋子さんのコラボ(「街のサンドイッチマン」)。永山福重さんと山下ノニヤさんのコラボ(「ゴンドラの唄」)。大会当日に促成でできたユニット・「大浦兄弟」(川端捷代さん・西村初美さん・片岡春江さん・高月信夫さん・伊勢富雄さんの5人組で「青い山脈」を歌った)など。これらを見たら、みんな心から愉快な気分になったと思います。ホッコリしたと思います。ほっと安心したと思います。これなら自分も出てみようか、という気持ちになれたと思います。こんなのがいいのですね!

♡ 老人会らしいといえば、入場者全員に配ったペットボトルのお茶と景品のサービスも絶大な効果を発揮したと思う。こういうことがもたらす至福感というものは、あなどれない。片岡春江副会長さんはじめ女性役員さんたちのアイデアと意気込みは半端ないものでした。(お金を惜しんではならないのですね。)

◆ 【水戸黄門

  • ゆめさく一座の芝居・演技、よかった!!今大会で一番特筆すべきは、これだった!彼女たちが、練習を始めたのは本番まで1か月もない時期。しかも仕事で多忙な者ばかり。全員がそろって練習できたのは2~3回しかなかっただろう。よくぞあそこまでもっていってくれたものだと思う。(さらには、客席まで「舞台」にした演出力にも度肝を抜かれた。)

 • 「満員御礼」になったのは、ひとえに一座の力だろう。事前の案内状でプログラムを入れ込んでいたのが効いたのだと思う。 

 • 背景の野福峠の絵は、今年亡くなられた佐藤深志さんが、かつて「新田ふるさとまつり」で同じ「水戸黄門」をやった新田若妻会のために描かれたものです。取っておいてよかった!(何がどこで生きてくるかわからない!)

 • 「めぐみの里」(デイサービスセンター・有料老人ホーム)からオファーがあったそうです。11月12日、同所ホールで再演するそうです。ゆめさく一座の面々、はりきっております!同所所長の清家真知子さんも、茶店の婆婆役で登場していました!なかなかよく響く声で素敵に役をこなしていました!

 • ゆめさく一座の面々、芝居づきました!内なる芝居ごころに火が付きました。練習の時から、演じること、仲間と練習すること・・等々の喜び・楽しさを語っていました。来年4月の老人会総会の余興で「白波五人男」をやる!!と気炎を上げてくれました。

 • 脚本を書いた宇都宮末夫さんからのコメントメールの一節です。

水戸黄門(劇)は、時代劇で育った我々世代と、バラエティーで育った世代との、世代間格差が意外と大きいことを知ることとなりました。」 

♥ 「プロジェクター紙芝居」に出た浅井裕史さんからのメール

〈「じじばばスーパー演芸会・2022」お疲れ様でした。私たちも、楽しいひと時を過ごせました。カラオケ、演劇、ギター演奏、俵津らしい演芸会であったかと思います。来年は、かみしばい、演劇で「長崎東海」もおもしろそうですね。色々、寸劇など、できたらいいなと思います。よろしくお願いします。〉

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♡ カラオケ喫茶「うきな&はまゆう」と市川以世男・美代香ご夫妻のご協力は、言い尽くせないほど大きいものがありました。8月から大会前日の10月8日まで、飲み物代500円のみで歌い放題のサービスをしていただき、出演者にはキー設定などの指導もしていただきました。日を追うごとに、時間がたつごとに大会への“ムード”を高めていただいた功績は本当に大きかったと思います。店に通った2か月余はほんとうに楽しい時間でした。

♥ 大会近くなると、俵津の美容室や理容室も、賑わいを見せたことと思います。そこで「じじばばー」が話題になり、出演者各自の舞台の話がなされる。そんな光景が目に浮かびます。

♡ 出演者はまたこの期間、眠れぬ夜を過ごしたことでしょう。そんな“ワクワクのとき”が年をとってもある、ということはステキなことではないでしょうか。俵津の活性化、目には見えなくてもそんなことも大事なことだと思います・・。

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◆ 【コロナ感染対策】

 これは、出来る限りのことをやりました。

・マスク着用。忘れてくる人のために、たくさんの予備を購入していました。

・体温チェック。37度以上の人は入れないと決め、1階玄関で徹底しました。また、手指消毒も徹底しました。

・観客の氏名を記録。

・こどもの入場禁止。学校でクラスターが発生してはいけないので、涙を呑んで決断。(実際に5~6人来たそうで、わたしもその中の一人に対応しましたが、説明して帰すのがほんとうにつらかったです。)

・南北の窓、入口ドアの全開放(換気の徹底)。寒い、閉めてくれという人もいましたが徹底しました。近所への騒音の心配がありましたので、お断りの挨拶をして回りました。

・当日はまことに快適な気温でしたので、必要はなかったのですが、天井のエアコンの使用はやめよう!と決めていました。コロナウィルスはミクロン単位の超微粒子(エアロゾル)、軽いから上昇する。それをクーラーの下降気流で押し下げるのは愚の骨頂。

❤ じじばばの舞台、子や孫に見せたい!じいちゃんやばあちゃんが頑張っている姿、楽しんでいる姿を見てもらいたい!それはわたしたちの願いでしたが、今回は涙を呑んで諦めました。

  そのことの別な意味、もあると思うのです。わたしたちの子供の頃、新田地区ではご先祖様の命日(旧2月9日)には、青年と婦人たちが小学校から舞台を借りてきて、さへやのはまで演芸会をやっておりました。その楽しさがみんなの体にしみこんでいました。そのことが後年、わたしたちが「新田ふるさとまつり」をやることにつながったのです。だから、子や孫に、子どもたちに、「見せること」が必要なのです、大切なのです。それが、地域を継承していく原動力になるのです。・・・今回の大会も、どこかで「新田ふるさとまつり」を再現したい!という思いがありました。老人クラブという場所と人を得て、それが実現できたことに心からの感動を覚えております。

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 わたしの夢は、保育所の園児から、小中高生、青・壮・老まで俵津地区民全員でやる「スーパー・スーパー演芸会」です。俵津を演芸の町にすることです。すでにこの企画書は、俵津ホームページ(コラム・「たわらんどものがたり」)にあげてあります。だれか「やろう!!」という人いませんか??!

                   (2022・10・25)