虹の里から

地域の人たちと、「まちづくり」について意見を述べ合う、交流ブログです!

公民館に「カラオケ・ルーム」を!

 コーイン矢の如し。ついこの間年が明けたと思ったら、もう二月。立春も過ぎ、すこし春の気配がし始めました。ミカン園の改植をするのか、木を伐採するチェーンソーの音があちこちで聞こえる季節になってきました。若いひとたちが頑張っていると思うと年寄りの心もちょっとですが弾みます。

 1月23日、老人クラブの役員会がありました。議題は、産業文化祭、桜まつり、ジジババ演芸会の決算について、4月の総会に関して新会員勧誘や役員改選についてなどなど盛りだくさんでした。

 最後の方になって、タイトルの件がテーマにあげられました。驚きました。以前に会長とは少しですがこのことについて話したことはありましたが、まさかこのような形で取り上げていただくとは思ってもみなかったからです。

 わたしは「うきな」へ行ったときは必ず店に置かれている『カラオケファン』という専門誌を見ますが、そこに「スマカラ」といういわば簡易通信カラオケとでもいったらいいのか、広告が載っているのを見つけたのです。「うきな」に置いてあるような本格的なものではないみたいですが、千葉県老人クラブ連合会が推奨しているといいますから、十分使用に耐えるものだと思ったのです。利用料・通信料も格安です。そこで、ヒラメイタノデス!この機器を導入して、公民館に「カラオケ・ルーム」を作ったらいいのではないか!!

 「部屋」の候補。

 最高の場所、あります!2階大ホールと会議室の間の、以前公民館事務所として使われていた所です!あんないい所が物置ではモッタイナイ。

 防音は、特別な工事をしなくても「防音カーテン」で間に合うのでは。

 他では、二棟ある倉庫の一つを利用する手もあります。もう一つは、公民館の隣の空き家になっている門田さんの家を借りてはどうでしょうか。この二つは、防音工事や一定程度の「リフォーム工事」が必要になりますが。以上三つのうちから、みんなで話し合って決めたらいいと思います。

 利用の仕方。

 老人クラブ専用のルームでなく、小学生から年寄りまでみんなが使えるところにしたらいいと思います。(俵津から未来の歌手が誕生するかもしれません!)

 毎日特別な取り決めをせずに自由に利用できるようにしてもいいし、予約制にしてもいいし、時間ごとに世代や所属団体別を決めてやってもいいし、みんなが楽しく仲良くやれる運営の仕方を編み出していったらいいでしょう。

 管理は老人会がやってもいいかもしれません。その場合でも特定の人に負担がかからないようにしましょう。

 運営費が必要なら、ひとり1回50円とか100円とか決めてやればいいと思います。

 飲み物や菓子類は個人の持ち込みにしましょう。

 簡単な利用規約のようなものを取り決めて、壁に貼っておきましょう。

 さて、資金です!

 わたしがこんな時いつも持ち出すあのおカネ。葬祭組合の残したあれ、そう、あの300万を使いましょう。ふつう、お金は腐らないものですが、ひょっとしたら、腐るかもしれない?!物騒な世の中になりつつあります。使うのは、今です!

 老人クラブ会長さん、婦人会長さん、スマイル会長さん。話し合ってみてはいただけませんか。

 俵津出身者の方や俵津に思いを寄せていただいている方などに、寄付をお願いしてみることも、わたしは構わないと思っています。ふるさとの為に力を貸したい!という方が、広いこの世の中には、いるやもしれないではありませんか!!??わたしたちが、魅力ある「たわらづ」を創れば、そのような方がかならず現れるような気がしてなりません!

 もちろん俵津の「有志」も出しましょう!!

 公民館にカラオケルームができれば、「うきな」が打撃を受けるのではないか?そんな心配をされる方がおります。わたしはこの心配はいらないと思うのです。カラオケ人口が増えるからです。「じじばばスーパー演芸会」を機会に、この俵津を“演芸”で賑わう町にすれば、そういうことに興味を抱く人が増えるからです。増えれば必ず、「うきな」へ行く人も増えます。「うきな」は今より繁盛すること間違いなし、です!

 わたしたちは、いま、どんなことでもいい。ひとりひとりが「ゆめ」や「アイディア」を、おもいつきでいい、いっぱい出すことが必要だと思います。「俵津にこんなものがほしい!」と大いに言っていい、と思います。それが「俵津まちづくり」のはじまりになります。荒唐無稽でもウマとシカなこと(?)でも何でもいいのです。解き放たれたココロから出るものは、いつかかならず“賛同者”をえられる、と信じましょう。

 4月から、公民館が「地域活動センター」になります。センターが賑わえば、毎日人でいっぱいになれば、俵津は活性化します。みんなでおもしろいこと、考えましょう。 (ロビーで「喫茶店」づくりも始まっています!)

 さて、老人クラブ役員会のことにもどります。それまでの会議が長引いたのでタイムアウト、結論を出せるところまで行けませんでした。簡単なわたしのプレゼンで終わりましたが、二人ほど「それ、いいね!」と言って下さる方がおりました!

 ああ言い忘れました。あの「じじばば―」。134,600円、かかったそうです。「あれだけ盛り上がったんや、安いもんやね!」。みんなの声でした。

                        (2023・2・7)

P.S

  産業文化祭、「老人クラブの出し物」に考えが、あります!

 「コロナ」が無ければの話ですが、男性陣有志は「ポン豆」、どうでしょう!子供の頃(お節句の頃でしたか)、米を袋に入れて持って行って、列に並んで順番待って、業者の人によくやってもらいましたね。ドーンというあの音、前が見えなくなるくらいの充満する煙、子ども心にワクワクしたものです。今の子供たちに見せてやりたいですね。

 女性陣有志には、羽釜で炊いたごはんをおにぎりにして、今の子供たちにふるまってやっていただけたら、と思うのです。あの味、おかずが何にもいらないくらいうまかった。特に鍋底の焦げメシ、あれは最高だった。あんな子供時代のコーフンを伝えたいですねえ。

 わが女房殿は、こんなアイディアを出しました。(老人クラブに与えられた1階の和室全部を使ってやったらどうかという話です)。

・やはり昔子供の頃に遊んだものです。お手玉大会、カッチン玉大会、メンコ大会・・などなどを、やったらどうでしょう!。

・「ビンゴゲーム」は、どうでしょう!(景品をたくさん用意して)。

・あるいは、酒井千昔さんに「絵本の読み聞かせ」をやっていただいたら、どうでしょう!あの渋い声で静かに、しかし感動的に語っていただいたら・・・!(講談でも何でもいいのです。)

・「芸」を持っている人が、この場にふさわしい芸を披露して頂けたら・・。

 (ここでも、「じじばばー」の新バージョンがやれそうです!)

 いずれにしても、年寄りの仕事・役割は、まだまだ沢山ありそうです!!