虹の里から

地域の人たちと、「まちづくり」について意見を述べ合う、交流ブログです!

やろうぜ!「じじばばスーパー演芸会」!!

 来る5月10日(日)、俵津老人クラブ主催で、「じじばばスーパー演芸会」をやります!

 2月20日の市と公民館の文書配布の日に、わたしたちが作った「案内チラシ」(下記参照)も一緒に全戸配布していただきました。大きな反響がありました!一か月も経たないうちに60名ほどの方から「おら、出ちゃる!」、「うちもやるよ!」と応募がありました!この町には、熱い人たちがいる!感激ひとしおの日々です。

 ここで、わたしたち(実行委員会)の、この会にかける思いをお伝えしておきます。

①現在65歳以上のいわゆる「老人」は、下記案内チラシに列挙したような、さまざまな豊富な「芸」を持っております。テレビもスマホもない時代に育ったわたしたちは、いろいろな所で「芸」に触れ、「芸」を身につけてきておりました。例えば、若い頃は青年団の「演劇研究発表会」で、演劇や歌や楽団をやっておりました。

 昔は、俵津の娯楽の殿堂と言われた映画館の「八千代座」があって、そこでは映画の上映だけではなく、浪曲師や旅の芝居一座などが来ておりました。

 大浦には、文楽の「菅原座」があって、大浦の人たちは昭和初期頃までは誰でも義太夫の一節くらいは語れたものです。

 新田地区では、毎年旧の2月9日には、「ご先祖様の祭礼」があって、屋外で舞台を作って、若者や婦人たちが中心になって演芸会をやっておりました。

 三味線や踊りの名取りの人たちもおりました。相撲取り出身の人たちもいて、相撲甚句なども披露しておりました。

 このように、実に豊かな文化的風土がこの俵津にはあったのです。それをこのまま埋もれさせてしまうのはモッタイナイ!それが、わたしたちの原点の思いでした。

若い人たちが頑張っております。「俵津スマイル」は、老人家庭の粗大ゴミを回収してくれたり、「桜保存会」の人たちは、野福峠に桜を植えたり、フリーランス若い人たちも文化祭には出店をだして賑わいをつくってくれたりと。

 わたしたち年寄りも負けちゃおれん、何かやろう!俵津のにぎわいをつくろう!として立ち上がったのが、今回のこれ、です!

③俵津はすでに65歳以上が半数を超えているいわゆる「限界集落」です。そんな町が活性化するはずがない、とはよく言われることです。でも、わたしたちはそれに逆らっていきたい。「元気」がある限り何かやろう!年寄りが後ろ向きでは、なおさらこの町は面白くない町になる。

 わたしたちは、これまで受け身でした。4月の「老人クラブ総会」や9月の「敬老会」では、若い人たちがやってくれるカラオケショーなどを、ただ見るだけだった。お客様だった。そこから何とか抜け出して、みずから主役になろうじゃないか!そう思ったのです。(大丈夫!まだまだやれる!)

老人クラブには、入会者が少ない、という悩みがあります。「役員」になる負担などおいたくない。組織に束縛されないで、老後を気ままに生きたい、というのがその主な理由です。他に、老人クラブの活動が面白くないからだ、という人もいます。だとしたら、「面白くしようではないか!」というのがわたしたちの思いでもあります。

 「4月3日の俵津花見」を復活させて、老人会花見をやろうではないか!老人の主張=弁論大会もやろう!そんな楽しい老人クラブをつくるきっかけの大会にしよう!というのもわたしたちの熱い思いです。

老人クラブの入会資格は、70歳からなのですが、今回の「実行委員会」の話し合いの中で、「出演資格が65歳からというのは問題があるのじゃないか、ましてやクラブに入っていない者を入れるというのはどうか。会員だけのこじんまりした会にしてはどうか」という意見がありました。

 話し合った結果、なんとかそこを越えてみよう、ということになりました。この会を通して“楽しさ”を感じてもらえたら、入会者も増えるかも知れない。65~69歳の人たちも70歳になったら入会してくれるかもしれない。そんな可能性もあるから、老人クラブの予算を使ってやるのだとしても、この俵津が少しでも元気になるのであればそれもいいではないかということになったのでした。

⑥そして、何より老人の健康対策、認知症予防対策です。歌や踊りや楽器の練習をしたり、芝居のセリフを覚えたり、舞台に立つ仲間とカラオケボックスへ行ったりして、ドキドキ・ワクワクしながら春の眠れない夜を2~3か月過ごす。また楽しからずや、ではないでしょうか!

⑦実は、わたしたちには、密かな“野望”もあるのです!「じじばば」だけの会ではなく若者を中心にして、保育所園児から100歳の老人までがやる俵津全住民の「俵津ふるさと演芸まつり」をやる!ことがその夢です!

 64歳以下の人たちにもこの会を見ていただいて、そこへ向けて奮起していただくきっかけにしていただきたいのです。どうでしょう!やりましょう!

 

 心配なのは、パンデミック状態になった新型コロナウイルス感染症です。みんなでよく話し合って慎重に決めていきましょう。みんなの心に燃え上がった火を消さないようにしたいので、今は無理ということになったとしても、中止にはしないで、延期という事にしましょう!

 それではみなさん!その日に向けて、がんばって練習をつづけてください!!

 

《資料・案内チラシ》

(俵津の55パーセントを占める)65歳以上のみなさまへ!

                                2020年2月20日

                (呼びかけ人代表)俵津老人クラブ会長・永山福重

老人の老人による老人のための「お楽しみ会」をつくろう!!

             じじばばスーパー演芸会

               やります!!!

 

 真っ最中の「老後」を、エンジョイしませんか!もう“ひと花”、咲かせませんか!あなたのとっておきの「芸」をご披露してください。カラオケ・民謡・詩吟・踊り・ダンス・コーラス・童謡・ファッションショー・三味線・太鼓・浪曲相撲甚句・モノマネ・一発芸・大道芸・バナナのたたき売り・手品・マジックショー・芝居(寸劇)・コント・グループによる滑稽な出し物・仮装・運動会の応援団・チンドン屋さん・司会・どじょうすくい・朗読・落語・漫才・講談・活弁・どどいつ・端唄・浄瑠璃・琴・大正琴ウクレレアコーディオン・ハーモニカ・楽団・オカリナ・バイオリン・ギター・笛・尺八・法螺貝・ピアノ・・・なんでもかんでも結構です!

 一日ワイワイ思いっきり楽しみましょう!!!子や孫にもジジババの力を見せてやりましょう!!!あなたのご参加とアイデア提案をおまちしております。

 

                   記

1、いつやるの?  5月10日(日)

2、どこで?  俵津公民館大ホール(通称・しあわせ夢桜ホール)

③、■出演者募集■ あなたのとっておきの「出し物」を、今すぐ書いて公民館の受付箱へ!(下の申込用紙で)。〆切は4月20日。(孫と一緒の参加も可)。参加者が多ければ朝から弁当掛けでやりましょう!!

4、「老人会」に入ってない人も、もちろん、OKです!(ぜひ、お願いします)。この会は65歳以上の年寄り(!)のお祭りです!足の悪い方は、腰かけてもフロアで演じてもかまいません(スタイル自由!自由万歳!)。

5、カラオケ「音源」は、「通信カラオケ」(ジョイサウンド)!!その他演目の方は、各自で音源(CDなど)をご用意ください。

               (キリトリ線)

         「じじばばスーパー演芸会」出演申込書

・お名前

・演目(上記参照)

・曲目(カラオケの方)「                」(オリジナル歌手名)

 

                                    以上。

                            (2020・3・20)