先月11月の市の広報等文書配布日に一緒に回ってきた回覧板の中に、このような文書が差しはさまれていました。「ゆめさく屋」(宇都宮由美子代表)発の俵津まちづくり提言書です。読んでください!
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俵津元農協本所前の埋立地を憩いの場にしたい要望に関する協力願いについて。
夢作案内人
元農協本所前の埋立地を別紙に記載しているような場所にしていきたいと思っています。
市役所に尋ねたところ、俵津地区の代表の方々の賛同があれば良いということ。是非とも私たちと一緒にこの場所を人が集まれる場所、憩いの場所に作ってもらえませんか。協力お願いします。
管理(花等)に関しては私たちがやっていきます。
またその点に関しても協力してもらえればと思いますが、桜に関しては桜保存会の方に是非とも協力してもらいご教授願いたいと思っています。
今動き出すことでいろんな地域の評価が表だっています。そして動きやすい体制が作られています。
俵津地区もその流れに乗って小さいながらも活気のある町にしていければと思うので、皆さんと強力一丸でよろしくお願いします。
最後に・・・これはあくまでも私たちの考えたことですが、他のみなさんの思いや考えがありましたら是非とも発案してもらい、より良い場所にしていきましょう。お願い致します。
もう一つお願いがあります。
(ゆめさく屋)の前の元農協本所ですが、災害からあの状態で建っています。
この建物をお年寄りの方々や若いお母さんが「みんなが集まれる所、運動が出きたり、楽しいことが出来る場所にして欲しい。」と言われ続けました。
それをするには資金が要ります。何かを考えつつも出来ないと諦めていました。そのとき助成金があると声をかけて頂き、コンサルタントの方も紹介して頂きこの元本所をリフォームする希望が出てきました。
農協組合長さんからも「直して使われるのなら使って下さい。」と言って頂き、今助成金を募る段取りを進めています。
ただ借入金はあります。それを私たちが返していきたいと思っています。
この施設は営利目的です。でも個人個人が「こうしたい、ああしたい」という意見も取り入れたみんなが使いやすい場所にしたいのです。
明浜(俵津)何十年後には本当に少ない住民数になると試算されています。
人数も減り何もおもしろい所がない地域はいずれ行政からも見放されるでしょう。もし、何か魅力的な施設でもあれば外から人が呼べます。
「山があり海がある、なんて素敵なところでしょう」とうちに来るよその人達は言われます。今都会に住む人達は都会の競争に疲れて癒しを求めています。
今、この地域は岐路に立たされています。今を生きる人達の為にもですが、これからこの地域を守ってくれる子供達や孫、子孫の為にも色々考えていきたいと願っているのです。
皆さんのご協力お願い致します。
夢作案内人
宇都宮由美子
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感動しました!!
こんなひとたちが、この俵津にいる!こんな夢追い人たちが、この俵津にいる!こんな具体的な夢プランをもっている構想力豊かな人たちが、この俵津にいる!
これが胸打ち震える感動でなくてなんでしょう。
ゆめさく屋が抱くプランは、
①〈国道378号と元農協本所の間の現在駐車場として使われている広場〉には、芝生を張って、ベンチを置いたり、東屋(あずまや)を建てたりして、周辺には紫陽花や桜を植えて、みんなの憩いの場にする。
②〈元農協本所の建物〉は、2階にはジムや喫茶店や子供ランドを、1階は「道の駅」にする、というもの。(ただこの建物、雨漏りがひどいので防水工事をしなければいけないとのこと)。
(③ それから、俵津の「空き家」を活用した宿泊事業もやりたい、と言っていました。また、愛媛県が「サイクリング」に力を入れているので貸自転車も置きたいとも。)
素敵なプランです!
わたしが感動するもう一つの点は、ハッキリと「これは営利目的です」と言っている点です。そうでなくてはいけない。ただのボランティアなどでこんなことをしてはいけない。
おおいに儲けていただきたい。夏には、ビアガーデンもやってほしいものだ(俵津夏祭りのときには最高の花火観覧場所になる!)。
それと、モミの木を一本植えてくれないかな。電飾してクリスマス・ツリーにしよう!
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ゆめさく屋は、農協が総菜と仕出し事業から手を引いた後、その場所を借り受け、弁当や仕出しの営業を始め、Aコープ閉店後は同じ場所をミニ・スーパーのようにして発展させたのです。そして農協の依頼を受けて「東くん」という軽トラの移動販売事業を展開していて、地域に多大な貢献をしているのはみんなが知っている通りです。弁当配達時にお年寄りに声かけなどをしていて、おおきな安心と喜びを与えている姿はほんとうに頼もしい限りです。
ああそうです!この間は「じじばばスーパー演芸会・2022」に、寸劇「水戸黄門」に出ていただきました。こんな文化活動にまで手を広げてくれて、俵津の可能性を拡大してくれているのです。
その経験とノウハウの蓄積が、自信をつけたのでしょう。それが今回このような構想を打ち出すまでになったのでしょう。素晴らしいことです。彼女たちなら、きっと地域の大きな賛同と支援を得て、成功するでしょう。
読者の皆さん!なにとぞご支援を!!
資金を援助してください(クラウドファンディングも考えているそうです)。SNSで拡散してください。自分のブログやHPにあなたのアイデアや構想を書いて彼女たちの試みに参加してください。支援のかたちはさまざまあると思います。それを実行していただきたいものです。
言い忘れていました。
これって(今回の“ゆめさくの話”って)、“希望”ですよね!
確実な、ものすごい。俵津とわれわれにとって。oh!
※ 文書中にある「別紙」は割愛しました。
※ 「ゆめさく」でネット検索したら、HP(ホームページ)らしきもの(!)がありましたので右のリンク欄に貼っておきました。見てください。
(2022・12・13)