「長崎東海」をテーマに、「俵津まち起こし」をどうやるのか!?--それについて今回は書いてみたいと思います。最大級の「資源」(こういう身もふたもない言い方をして、東海さん、子孫の方、ごめんなさい)としての「長崎東海」をどう活かすのか、ということです。
A、「俵津ホームページ(THP)」(インターネット)を使い切る!!
1、現THPに、7つ目の新しいページ=「長崎東海」をつくる!
2、開設主旨(挨拶文)
3、ビジュアル化が大事。長崎東海の全写真を、まず掲げる。
4、「東海」の現時点で公開可能な文章や絵画作品などを掲載する。
5、長崎東海年譜
6、長崎久恵氏にご寄稿を願う
7、中村勗氏が書かれた東海についての全文章を掲載。(同氏の『豊湾小史(全)』も掲載していただくと有難い)。
8、西予市「手上げ型交付金事業」プレゼンに使った山下重政の文書の掲載。
9、冨永泰行氏、別宮博明氏の東海研究論文掲載。
10、自由庵憧鶏のTHP「コラム」(28)(39)を転載。
11、山下重政の「東海研究活動日記」連載。
12、長崎久恵氏へのロングインタビュー記事(連載)。
13、「たんぽぽ」の先生方や愛大医学部学生の皆さんに寄稿していただく。
14、読者投稿欄を設ける。
15、東海さんの「イメージ・キャラクター」化。漫画チックに(佐藤ケイ氏に依頼してはどうか)。ページ・トップ他に大きく!
16、「長崎東海研究会員」募集!
17、会員間の連絡網としてもこのTHPを駆使。
18、会員メンバーの「研究成果」は必ずこのTHP上に発表する。
19、「俵津スマイル」は、その活動広報としてこのTHPの重要性を認識し、十分な資金を充当すること。
20、『俵津公民館だより』に、この「ページ」ができたこと、これから俵津は全面的に「東海さん」を押し出してまちづくりを展開すること、THPを見ていただくことの紹介・お願い文を載せていただく。(ネットのページというのは、みんなに見てもらうようにコマーシャルしなければ何の意味もない)。
21、「資金募集」(クラウドファンディング)欄。
22、Bの28の募集欄をつくる。
23、東海に言及しているあらゆる文を掲載する。
B、俵津市民の活動!!
1、「長崎東海」による“俵津起こし”をする!ことを全市民が意志的に明確に強く自覚する!!
2、「俵津長崎東海研究会」を立ち上げる!(会員は俵津市民以外でも誰でも可)
3、日誌解読、これが基本。(ワープロ打ち込み、冊子化)
4、「日誌」+(東海全集)出版。
5、「長崎東海伝」
6、絵本「長崎東海ものがたり」をつくる。
7、紙芝居をつくる。
8、芝居(演劇)台本をつくり、演じる(文化祭・学芸会など)
9、(6,7,8のために)取り上げる“エピソード”を市民間で話し合う。
10、キャラをたてる。人物像を明確にする。(「俵津の赤ひげ」、「超人」、「俵津のヒポクラテス」など。また、東海さんの印象深い言葉。)
11、プレゼン用の「スライド」をつくって、いろいろな場所で東海さんを知ってもらう活動をする。婦人会・老人会・児童会・生徒会・市議会議員会・市長課長会・まなびあん・歴博・先哲会館などなど)
12、東京・大阪・福岡など各地の「俵津会」などで積極宣伝・依頼。
13、東海ゆかりの地を確定する(東和病院・長崎新田の範囲・天王越の園や住居・金波楼などなど)。もちろん、俵津外も。
14、その「ゆかりの地」に、「案内板」(柱)を立てる。
15、「ゆかりの地」を歩いて巡る会の企画・運営。
16、案内人(解説者)養成。
17、長崎東海ゆかりの品々の公民館常設展示(籠・絵など)。
18、「銅像」建立。俵津公民館庭か野福峠か。
19、「長崎東海記念館」建設。これは、小中学校廃校後(!?)の校舎を利用することも可。その際は、田中恒利・井上和・伊井庄五・・・等々の方々と一緒の「俵津偉人館」とする。
20、「東海神社」を建立。(ご利益は・・・!)
21、東海さんの顔写真を拡大し、公民館ロビーに飾る。等身大の人物絵も。東海さんは、絵になるお顔をお持ちだ!
22、俵津公民館以外でも、「東海展」を開催する。歴博・市役所ロビーなど。
23、冨永泰行氏講演会・「愛媛医療史における長崎東海」
24、日誌の<プライバシー問題>の解決
25、広報「せいよ」に、“特集記事”を載せていただく。(2019・8月号では旧俵津小学校の「青い目の人形」が特集された。あれと同じように。)。
27、資料などを保管する事務所をつくる。公民館2階、大ホール手前の空き部屋はどうか。ここは、同時に「俵津スマイル」の事務所にもする。「拠点」はものすごく大事。
28、「東海」に関する“知見”や“記憶”を持つ人を探す、募集する(聞き取り、資料提供)。押し寄せる高齢化で、今がぎりぎり最後の機会。
29、「研究会」は、同時に俵津まちづくりを底辺で支える知的豊湾(ベース)を形成するかもしれない。
30、会費の問題。
31、永井先生(と、たんぽぽ診療所)の全面的協力を得る。
32、医療史・郷土史・産業史・文化史・社会史など関連することの研究。
33、高知(窪川・松葉川)へ!資(史)料探索ほか。
34、「イベント」をつくる!(「東海まつり」など)
35、「東海グッズ」(うちわ・タオル・マグカップなど)を製作・販売。
36、「東海絵葉書」をつくり、俵津の人たちに利用してもらい、知名度を上げる。
37、仁の人「赤ひげ先生=長崎東海」を鮮明にイメージしてもらうために、黒澤明監督・三船敏郎主演の映画『赤ひげ』のDVDを購入し、プロジェクター映写会を行う。(また、老人福祉センター1F和室奥の間に、現在市販されている一番大きなTVを購入し据え付け、音響設備も良くし、DVDも沢山購入し、ミニ「映画館」とする。俵津公民館が500人の老人で溢れかえるようにしないと、俵津の活性化はない!?)。
38、原作の山本周五郎『赤ひげ診療譚』(新潮文庫)を読もう!
C、「資金」を、どうするか!
1、THPに「お願い文」を載せる(上記A21)。
2、郵便局に口座開設。
3、有力な支援者を発見する!ルネサンス・イタリアのメディチ家のような真の意味の文化パトロン・スポンサーがどこかに、きっといる!。
4、「手上げ型交付金」
5、理解を得て、「俵津葬祭組合」のお金を使わせていただく。
6、「ふるさと納税」を使えないか?
7、「念ずれば花ひらく」!念じよう!!
※ ※ ※
こんなことを、ミカン園の草刈りをしながら考えていると、楽しくてしようがありませんね。ワクワクします。仕事もはかどります。
むかし、わたしたちの青年団のころ、先輩がよく言っておりました。「(事業をする場合)知恵のあるやつは知恵を出せ!金のあるやつは金を出せ!何にもないやつは体(労力)を出せ!」。まことに名言です。これは別に差別的発言ではないと思います。たとえば、上記の項目別に、「ああ、これなら自分にできる」というものを選択すればいいからです。上記項目は全部が必要で、そこに優劣・格差はないからです。
わたしは実は、自分に何ができるかを探すために、今回の文を書いたのでもあります。わたしには、東海日誌はまるで古文書のようで、そのあまりに達筆すぎる自筆文は半分も読めません。だから、「ようし、われこそは」という人にひとりでも多く参加をしていただきたいのです。
俵津のみなさん!どうか、この壮大なプロジェクトに、参加してください!!
以上、わたしの夢でした!
(2020・5・27)