虹の里から

地域の人たちと、「まちづくり」について意見を述べ合う、交流ブログです!

「シンポジウム」、やりませんか

4月になりました。俵津公民館が、「俵津地域づくり活動センター」に生まれ変わりました(正面玄関上の看板文字もかけ変わりました)。その記念すべき出発の月です。 センターの陣容も整いました。各民主団体も役員が一新されました。俵津まちづくりの中心的…

「外交が見えない」―田中均という外交官がいた

外交官と言えば、わたしは学校で習ったあの日露戦争後の「ポーツマス条約の小村寿太郎」くらいしか知りません。最近、雑誌と新聞で田中均という元外交官だった人のインタビュー記事を偶然ですが読む機会があって、「おっ、こんな人が日本にいたのか!」と驚…

あゝ、団塊。おゝ、団魂。

新聞の投稿欄に、わたしと同年生まれの方の投稿が載っていました。こんなのです。 「非国民」の時代 再び来ぬように 無職 中村澤三 (京都府 75) 憲法と共に年齢を重ね、ついに後期高齢者と呼ばれる歳となりました。戦争を知らない団塊の世代として、先輩た…

【話し合い資料】内田樹さんの「ウクライナ停戦の条件」

ロシアーウクライナ戦争が始まって間もなく1年になろうとしています。終りが見えません。どうしたら、この戦争は終わるのでしょうか。 わたしが尊敬する内田樹さん(合気道家、思想家)がそのブログで標記のタイトルでそれを書かれています。ぜひみなさんに…

公民館に「カラオケ・ルーム」を!

コーイン矢の如し。ついこの間年が明けたと思ったら、もう二月。立春も過ぎ、すこし春の気配がし始めました。ミカン園の改植をするのか、木を伐採するチェーンソーの音があちこちで聞こえる季節になってきました。若いひとたちが頑張っていると思うと年寄り…

憲法9条こそ、最大の「抑止力」。

今回は、「NO WAR」(2022・3・15)、「日本て戦争できるの?やって勝てるの?」(2022・7・5)や、昨年7月の参院選前後に書いた「ああ参院選」シリーズ(!)のつづきです。 1 ■ぶっそうな時代になってきました。 ・タモリが、昨年12月の「徹子の部屋」…

一軒、居酒屋がほしいね!

湾岸道路ができてからというもの、共選から旧農協本所までの旧道はめったに通らなくなりました。この間、久しぶりに通ってみたら“発見”が、ありました。とうの昔に閉店していたはずの「浜田酒店」が、何やら外装リフォームを施されていて、店の看板が感じの…

寄稿

教えてください 藤井喜代秀 皆さんこんにちは、藤井喜代秀(旧姓宮田)と申します。宇都宮氏康さんの知人で俵津の出身者ですが、現在は岡山県金光町の「金光教本部」に在籍し、本部の裏山に千本のツツジの植栽をしたり、この地域の「まちおこし」やその他様…

「交流ブログ」になってきた!

あけましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします。わたしのブログ、4年目に入りました。拙文をあたたかい気持ちで読んでくださっている皆様の気配(!)を感じながら、今年も心に浮かぶよしなしごとを書き綴っていこうと思っております。 昨…

“ゆめさく”の夢よ、咲け!!

先月11月の市の広報等文書配布日に一緒に回ってきた回覧板の中に、このような文書が差しはさまれていました。「ゆめさく屋」(宇都宮由美子代表)発の俵津まちづくり提言書です。読んでください! ■ 俵津元農協本所前の埋立地を憩いの場にしたい要望に関する…

今年いちばん輝いた男たち女たちの名前を・・・。―『「じじばばー」プログラム』

やはり、この俵津で今年いちばん(!)輝いた(!?)男たち女たちの名前を、記録しておかなくてはいけないのではないか。そんな気がしました。『「じじばばスーパー演芸会・2022」プログラム』をここに掲載しておきます。 ❤ 2022・10・9 「じじばばスーパー…

やっぱり人口問題が・・・

いま・・・やりきれない、やるせない気持ちでいっぱいです。30年間以上一緒にやって来た俵津無茶々園(無茶々園俵津支部)の同志・仲間が相次いで亡くなったのです。7日には宇都宮祐一くんが(享年71歳)、9日には高岡瑞枝さんが(同81歳)・・・。二人…

【寄稿】!

ジジババ祭り 団塊小太郎 高齢者とか老人とは一体どのような人のことを、言うのであろうか。最近とみに力にあふれエネルギッシュな人たちの多いことか。目をみはるばかりである。 最近の高齢者の中核をなすのは、いわゆる堺屋太一氏が名付け親の団塊の世代で…

「じじばばー」余話・余聞・余録・余波・・・爆風のゆくえは?!

※ 「俵津公民館だより」(令和4年10月20日発行)が、「じじばばー」を取り上げてくれました。右のリンク欄の「俵津ホームページ」から見てみてください。カラー写真が沢山載せられているので当日の雰囲気が味わえると思います。記事を書いた酒井一喜主事も初…

たいしたもんだ俵津トシヨリ!ついにやったぜ!「じじばばー」!

※ この報告(記事)は、ホントはもっと早く書きたかったのですが、なにせまだ「コロナ禍」中。感染者の有無がはっきりするまではとてもその気になれない。一週間が過ぎ、一人の感染者も出ていないらしいことがわかって、やっと書き出すことができるようにな…

さて、俵津は・・・

前回、無茶々園について語り始めた職員や生産者の紹介をしながら、いろいろな感慨を覚えた。 ・取材者の“言葉を引き出す力”が大きいのだろうけれど、それにしても、あんなふうにはわれわれ、とても語れないよなあ。 ・無茶々園には、ホントにいい職員が来て…

無茶々の山を築いた男たち女たちが語り始めた―

ーなぜ、縁もゆかりもない明浜へ? まず惹かれたのは明浜の景色ですね。浜に向かって山が拓いていて、海も空も青くて、単純にきれいだなと。それに、無茶々園の活動そのものにも衝撃を受けました。仕事と生活が表裏一体な農家の生業、暮らしぶりがあって、全…

よもやま話を―

遅まきながら、残暑お見舞い申し上げます。 「立秋」ははるか前に過ぎ、「処暑」も過ぎた今頃になんですが、いやあ今年も暑かった、いや未明の雨で少し涼しくは感じる今日ですが、まだまだ猛暑は続きそうです。今年は去年より暑いぜよ、とみんなが言います。…

農の巨星★山下惣一さん逝く

先日、新聞の一面下コラムで山下惣一さんが亡くなったことを知った(朝日、「天声人語」、2022・7・15)。ネットで調べてみると、7月10日午後6時50分肺がんのため死去、享年86歳、とある。合掌。 「コラム」の全文を掲げる。 農作業を終え、家族が寝静…

選挙が終わって・・・。(ああ参院選・6)

今回は気が重いです。・・・ 参議院議員選挙が終わりました。・・・ 選挙期間中、しかも白昼公然と行われた安倍晋三元首相暗殺事件は、ショックでした。日本はまた戦前にもどったのか・・ 容疑者の供述からは、戦前の血盟団や軍部などのような“背景”はないよ…

【話し合い資料】加藤典洋さんの9条案(ああ参院選・続々々々)

わたしの尊敬する人に加藤典洋さん(1948ー2019)がいます。文芸評論家。早稲田大学名誉教授。戦後史と憲法9条の探究と考察に心血を注いだ人です。 わたしは次の四冊に接しました。 ①『敗戦後論』(講談社、1997年/ちくま学芸文庫、2015年) ②『戦後入門』…

【話し合い資料】想田和弘さんの意見(ああ参院選・続々々)

4月15日の朝日新聞・「オピニオン&フォーラム 耕論」のページに、「戦うべきか、否か」というテーマの特集があり、3人の方のインタビュー記事が載っていました。その内の一人・想田和弘さん(映画監督)の論に「うーむ」と感じ入りました。深く考えさせ…

日本て戦争できるの?やって勝てるの?(ああ参院選・続々)

「戦争問題」(?!)つづけます。(おイヤかもしれませんが) わたしに、「戦争」する理由はまったくありません。よその国の人を殺す理由もありません。殺される理由もありません。人を殺したくありません。人に殺されたくもありません。ふつうそうですよね…

選挙に行こうよ!(ああ参院選・続)

選挙に行こうよ! 前回も書きましたが、今回の参院選はホントに大事な選挙になるなあ、と思います。政権選択選挙ではないのですが、現自公政権の暴走を食い止め、外れに外れた道を少しでも分岐点までもどす道を開く意味のある選挙だと思います。そのための衆…

“ねじれ”てこそ民主主義。ああ・・参院選。

わたし、絶望しています。 戦争。コロナ。サル痘なんてのも出てきました、今冬はインフルエンザが大流行とか。半端ない物価高。年金の減額。大切にされない沖縄。政治家と官僚の腐敗・倫理観の欠如・セクハラ・パワハラ・・。「侮辱罪」ができたとか強化され…

「ミニ・じじばば」は、どうでしょうか?!

昨日、梅雨に入りました。百姓の「ゴールデンウィーク」!が始まったのです! 静かな雨が降っています。 ❤ 去る6月9日、俵津老人クラブ(永山福重会長・会員221人)の役員会がありました。新年度の初会合です。 審議事項(と決定内容)は以下の通り。 ①…

こんなこと、あんなこと・・・。

1、 わが家の近くを流れる宮崎川のほとりに、源氏蛍を大きくあしらった「ほたる」の幟(のぼり)がたてられました。狩渡橋から畑岡橋までの間に三本。ほたる保存会と俵津スマイルの製作によるものです。いよいよほたるのシーズン。この時点ではまだほんの数…

新しい「たわらづ」の始まりの予感

わが家では今、ジューシーフルーツ(河内晩柑)の収穫出荷の最盛期を迎えています。一般の農家ではほとんどがその時期を終えているようですが、完熟果出荷が原則の無茶々園では今がその時。初夏の陽光を浴びた透き通るようなゴールドの果実を見るとこころが…

まず「喫茶店」づくりから始めてみないか。

今日は「こどもの日」、ゴールデンウイーク最終盤です。みなさまはこのゴールデンウイークいかがお過ごしでしたでしょうか。わたしはと言えば、タケノコ堀りとかぐや姫探し(妻が「かぐや姫も連れて帰って」というもんですから、竹取の翁になったつもりで目…

楽しくやろう!俵津農業!―その2

山が笑っている。 鳥は歓声を上げて歌っている。蝶も一斉に咲き始めた花から花へと鱗粉をまき散らせながら舞っている。 与作もよひょうも正助もゴンも、野良に出て鍬打ちをはじめた。女房たちは弁当づくりに腕まくり。子供たちはおっとうやおっかあの周りで…